朝礼ネタ リオ五輪 男子4×100mリレーの バトンパスに学ぶ

2016/08/25

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リオ五輪 男子4×100mリレーの バトンパスに学ぶ

アンダーハンドパス

リオデジャネイロオリンピック、陸上  男子4×100mリレーで、
日本チームが銀メダルを獲得しました。

2008年 北京五輪の銅メダルを上回る結果に加え、
37秒60という、アジア新記録も打ち立てました。

個人能力で劣ってきた日本はこれまで、バトンパスの技術に、
活路を求めてきました。

2001年から導入を始めた、受け取る側が手のひらを下に向け、
渡す側が下から上へバトンを入れる、「 アンダーハンドパス 」。

受ける走者の腕が走る姿勢に近く、スピードに乗った状態で
バトンをもらえるため、走力差を補える技術です。

2008年 北京五輪の銅メダル獲得は、このバトンパスの効果が、
大きかったのです。

しかし、2014年に五輪や世界選手権の出場権が懸かる、
「 世界リレー大会 」 が新設され、

近年は、ジャマイカやヨーロッパの国々も、バトン練習に力を入れ始めていて、
日本も、バトンパスの技術だけでは、通用しなくなる時期が来ている、
といわれていました。


リオ五輪での戦略

アンダーハンドパスを進化
アンダーハンドパスは、選手2人の距離が近づき過ぎるため、
腕を伸ばすことで距離を稼ぐようにし、その感覚をつかむまで、
練習を繰り返しました。

バトンを受け渡す位置も、2人のスピードの「 最大公約数 」 となるよう計算し、
第1走者から第2走者は、20メートルあるゾーン内の15〜20メートル、
それ以降は、10~15メートルで受け渡すようにしました。
走順のこだわり
鍵は、第3走者。
第3走者は、カーブを高速で回る走力が必要。

また、勝負が懸かるアンカーは気が焦るため、予定より早く飛び出す
可能性があり、それに追いつく一瞬のスピードも求められる。

そのため、ここには、両方の能力を備える桐生を配置。

第1走者には、スタートの上手い山縣。

受け手と渡し手の両方を担う第2走者の飯塚は、ロンドン五輪メンバーでもあり、
アンダーハンドパスに習熟している。

ケンブリッジは代表経験が浅いので、受け手だけの第4走者で負担を軽くし、
持ち前の後半の加速力を、アンカー勝負で生かす作戦に。

そうした綿密な戦略を立てて挑んだ決勝。
結果は、見事な銀メダルとなりました。

4選手と レース後のコメント

山縣亮太
1992年生まれ 24歳
自己ベスト 100m 10秒05

「 本当に歴史を作れてうれしい 」
飯塚翔太
1991年生まれ 25歳
自己ベスト 100m 10秒22、200m 20秒11

「 アドレナリンが出て走れた 」
桐生祥秀
1995年生まれ 20歳
自己ベスト 100m 10秒01

「 最高の気分です 」
ケンブリッジ飛鳥
1993年生まれ 23歳
自己ベスト 100m 10秒10

「 絶対メダルを取るぞという気持ちで走った 」

ここから朝礼ネタ

先日、リオデジャネイロオリンピックの陸上 男子4×100mリレーで、
日本チームが銀メダルを獲得しました。

個人の力では、誰一人決勝に残れないのに、リレーになると、
世界の二位になれるというのは、
バトンパスの上手い下手で、タイムが大きく変わるんだなと感じました。

仕事におきましても、次の部署や次の人へ、
流れていく作業をいかにスムーズにするかで、かかる時間も変わってきます。

伝えるべき情報をしっかり伝えて、滞ることなく、仕事が流れていくように、
私自身も注意して、やっていきたいと思います。

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