朝礼ネタ お米は 料理にあわせて選ぶ時代に

2016/09/29

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お米は 料理にあわせて選ぶ時代

お米の選び方

日本人の主食であるお米ですが、食の多様化により、
パンや麺類に押され気味の昨今。

最近では、各国の多彩な料理を、家庭で調理することが増えているため、
イタリアンやエスニック料理に合うお米も、求められているのだそうです。

そんなお米を、品質、食味、用途の三つで選んでみましょう。

品質で選ぶ

お米の品質 ( 出来映え ) は、毎年変わります。

一般財団法人 日本穀物検定協会により、お米の 食味ランキング が、
毎年公表されますので、参考にするとよいでしょう。

6つの評価項目、外観・香り・味・粘り・硬さ・総合評価でランク付けし、
良好なものから順に、特A > A > A´ > B > B´ で表します。

特Aが一番おいしい、ということなので、迷ったら、
特Aランクのお米を買うとよいでしょう。

食味で選ぶ

お米は品種により、食味が変わります。
代表的な品種は以下の通り。
ななつぼし
程よい甘み・粘り・硬さで、比較的さっぱりとした食味。
冷めても硬くなりにくく、お弁当などにも適している。
ゆめぴりか
低アミロースの性質を持つお米で、食感がもちもちしていて、
お米としての味が濃い。
まっしぐら
粘りが少なく、さっぱりとした食味。
ブレンドにもよく使われる。
ひとめぼれ
ツヤがあり、粒が長く、適度な粘りとさっぱりした口あたり。
冷めても美味しい。
ササニシキ
炊き上がりの香りとつやが良く、程よい硬さがある。
粘りが少なく、あっさりとした口当たりのため、和食との相性が良い。
あきたこまち
やや小粒で、あっさりとした食味。
米粒にハリがあり、モチモチとした噛みごたえがある。


コシヒカリ
日本で一番の作付数量を誇り、日本で一番食べられているお米。
粘り・硬さのバランスがよく、食味が良い。
つや姫
外観につやがあり、粒揃いが良く、白度が高い。
甘みが強いのが特徴。
はえぬき
粒に弾力があり、噛みごたえ抜群のお米。
食味ランキングで、20年以上「 特A 」 を取得している。
ヒノヒカリ
比較的粒が長く、つやがあって粘りが強い。
きらら397
粒が大きく、汁気の多い食材と組み合わせても、ふやけにくい。
ミルキークイーン
コシヒカリよりも粘りが強い。
冷えても硬くなりにくく、お弁当にも適している。

用途で選ぶ

カレーやイタリアンなど、料理に合わせて、お米の種類を変えます。
華麗舞
カレー専用米。

細長くパラパラしたインド型長粒米  「 密陽23号 」 と、
日本の短粒米である 「 アキヒカリ 」 の交配により育成された。

表面の粘り気が少ないのに、中がもっちりしていて、
味が染み込みやすいのが特徴。

通常より、2割水を減らして炊飯すると、さらりとしたご飯が炊き上がる。
笑みの絆
寿司専用米。

あっさりとしたハツシモ系の新品種で、酢との相性がよく、
適度な粘りで握りやすい。

粒が大きく、口の中でパラッとほどける。
和みリゾット
リゾット専用米。

イタリア産リゾット米 「 カルナローリ 」 と、日本の米を掛け合わせ、
日本の米よりも、一回り大きいのが特徴。

ただ、内部の空洞も大きいため、水分の吸収が良く、
生米から炒めて作るリゾットを簡単に作れる。
ホシユタカ
世界的には、ふっくらしてモチモチした日本の米 ( 単粒米 ) ではなく、
パラパラした食感の 「 長粒米 」 のほうが多く栽培され、
それに合わせた料理が多い。

国産長粒米として、お米の香りや、かすかなもっちり感をあわせもつ長粒米。

パエリアやジャンバラヤなどを、パラパラに仕上げることができる。

ここから朝礼ネタ

以前、「 料理にあわせて、お米を選ぶ時代に 」 という記事を読みました。

例えば、カレーに合うお米として開発された、「 華麗舞 」
( 踊りなどの華麗に舞うという漢字を書くのですが ) は、

表面の粘り気は少ないのに、中がもっちりしていて、
味が染み込みやすいのが特徴だそうです。

他にも、お寿司に合うお米や、リゾットに合うお米なども
販売されているそうです。

その日の料理に合わせて、炊くお米を変えるというのは、
ちょっとした手間かもしれませんが、その分、
料理も美味しくなるんだろうなと思います。

仕事におきましても、手間を惜しまずに、よりよい製品を作れるように、
がんばっていきたいと思います。

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