朝礼ネタ チープカシオは 広告塔

2016/10/20

朝礼ネタ ニュース

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チープカシオは 広告塔

腕時計

多くの社会人が、毎日身に付けているのが腕時計です。

携帯電話を時計代わりに使う人もいるでしょうが、
単なる時計の機能のみではなく、ファッション性もあり、
おしゃれの一部にもなっているのが腕時計です。

廉価な腕時計の、ベルト部分を自分で交換して、
カスタマイズして楽しんだりする人もいます。

また、社会的ステータスの象徴としてとらえる人もいて、
何千万円という高額な腕時計も存在します。

国内の腕時計の推定売上金額は、2015年で約9002億円となっています。
そのうちの約7割が、商品単価の高いスイス製となっています。

ムーブメントの違い

機械式 ( ゼンマイで動く、昔ながらの時計 )

  • 趣味性が高く、ステータスがある
  • 寿命が数十年単位と長い
  • 価格やメンテナンス費用が高い
  • 繊細で衝撃に弱い

クォーツ式 ( 電池と電子回路で動く時計 )

  • 機械式時計に比べて格安
  • 高い精度、対ショック性能がある
  • メンテナンス費用が安い
  • 時計の寿命は10年ほどで短い

スプリングドライブ
セイコー独自のムーブメント機構。
ゼンマイで動く機械式ながら、水晶の振動によって動きを制御する。

機械式腕時計の時を刻む味わいと、
クォーツ式の高精度を併せ持つメカニズムです。


腕時計の代表的なブランド

セイコー
日本初の腕時計や、世界初のクォーツ式時計を製品化。
オリンピックなど数多くの大会でも、公式時計として参加しています。

機械式とクォーツ式に並び立つ、第三の駆動機構ともいわれる
スプリングドライブ 」 や、

クォーツ式ながら、腕を振ることで発電を行い電池交換が不要の
キネティック 」 など、ユニークな機構を搭載した、
新しいコンセプトの時計も積極的に展開しています。
カシオ
時計のみならず、電卓やデジタルカメラ、電子楽器など
さまざまな機器を手がける日本の電機メーカー。

カシオの腕時計といえば、「 G-SHOCK 」 が有名です。
ロレックス
ラグジュアリーウォッチのリーディングブランドとして、
国内外で高い人気を誇るスイスの時計メーカー。

定番シリーズの 「 エクスプローラー 」 、
キング・オブ・クロノとして人気の高い 「 デイトナ 」 、

ダイバーズウォッチの定番シリーズ 「 サブマリーナ 」 、
高級感あふれる 「 デイデイト 」 など多彩なシリーズを展開しています。
オメガ
スイスの高級腕時計メーカーで、アポロ計画でも採用され、
月面に降り立った腕時計ということでも有名です。

オリンピックをはじめ、多くのスポーツ大会で、
公式時計として採用されています。

本格的ダイバーズウォッチの 「 シーマスター 」 や、
高性能なムーブメントを堅固なケースにおさめた 「 スピードマスター 」 は、
オメガを代表する人気シリーズです。

ここから朝礼ネタ

先日のニュースで見たのですが、「 チープカシオ 」 と呼ばれる、
数百円から買える、カシオの安価な腕時計が売れているそうです。

広告も宣伝もまったく出していない、チープカシオが売れるようになったのは、

ある外国人男性が、

「 20年前に紛失したチープカシオを自宅の庭で偶然見つけたが、
故障もなく泥だらけになっても動いていた 」 という記事を、

ネット上に投稿したのが発端で、そこから、安価な商品であっても、
カシオというブランドの品質の高さが再認識され、
若い世代を中心にヒットしているのだそうです。

さすがに価格が安いため、大ヒットしても、
業績にはほとんど影響がないそうですが、

カシオというブランドを、世界に広めてくれている重要な商品、
ということでした。

仕事におきましても、コツコツと品質のよいものを提供し続けていれば、
会社や製品の良さが、自然と広まってゆくと思います。

単価の低い商品や、小ロットの商品であっても、手を抜かずに、
よりよい商品を提供できるように、がんばっていきたいと思います。

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