TDRとUSJの入場者数
日本国内における二大テーマパークといえば、東京ディズニーリゾートとユニバーサル・スタジオ・ジャパンです。
2016年度の入場者数ですが、
東京ディズニーリゾートは、昨年4月に実施した値上げが響き、
前年度比0.6%減の3000万人と、2年連続で前年実績を下回りました。
ただ通年で見ると、4年連続で3000万人の大台を突破しており、
依然として高い水準を維持していると言えます。
対してユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、
新型コースターの導入や15周年イベントの効果があり、
前年度比約5%増の1460万人で過去最高を更新しました。
2017年度も、アニメ映画のキャラクター 「 ミニオン 」 を主役とする
「 ミニオン・パーク 」 を新設したり、
ハリー・ポッターのエリアでもナイトショーを企画するなど、
新しさを訴求していくとのことです。
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは、
好調が続くUSJへの巻き返しに向けて、
2020年までに約2500億円の大規模投資に乗り出すとのこと。
現在は 「 美女と野獣 」 などのアトラクションの着工準備を進めています。
ただ、完成は2020年を予定しており、工事期間中の顧客のつなぎ留めが
課題となっています。
また、オリエンタルランドは毎年500億円の投資計画のうち、
300億円は施設改修にまわす計画で、
屋外での暑さ寒さ対策や、温水便座の導入など居心地の良さを追求し、
顧客満足度を高めたいとしています。
ここから朝礼ネタ
以前聞いた話ですが、東京ディズニーランドには、仕事の進め方として「 SCSE 」 という4つのポリシーがあるそうです。
「 SCSE 」 は、「 安全( Safety )」「 礼儀正しさ( Courtesy )」
「 ショー( Show )」「 効率( Efficiency )」 の4つの視点の頭文字を
取ったものです。
これらは優先順位順になっていて、何をおいても安全が第一になります。
礼儀正しさとは、相手の立場にたったおもてなしのこと。
ショーとは、毎日同じものではく、お客様の視点に立てば、毎日が初演である、
と言う気持ちを持てるか。
効率とは、お客様の時間を無駄にせず、
たくさんのショーを体験してもらうこと。
なお効率は、4つのポリシーにおいて、最も優先順位が低く設定されています。
効率はあくまで、安全、礼儀正しさ、ショーの3つの視点を十分に守った上での
視点である、ということでした。
仕事におきましても、効率を重視すると、安全面の配慮が欠けたり、
お客様中心の考え方から離れてしまったりもします。
私も判断に迷ったときは、 何よりも安全を第一に考えた行動がとれるように、
心掛けていきたいと思います。
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