バスが乗用車と正面衝突
6月10日午前7時半ごろ、愛知県新城市の東名高速道路で、乗用車が中央分離帯を飛び越え、山梨県に向かって上り線を走行中の観光バス前部に衝突しました。バスの乗客乗員計47人のうち45人が重軽傷を負ったものの、幸いにも死者はなし。
乗用車を運転していた62歳の男性は、多発外傷で死亡しました。
なぜ中央分離帯を飛び越えられたのか
事故現場付近の中央分離帯は、盛り土のようになっていて、スピードを上げた乗用車が乗り上げたのではないか、とのこと。
また、中央分離帯の形にもよるものの、通常は運転を誤っても( 制限速度の )80キロ程度なら、中央分離帯にぶつかれば、走っていた車線で止まるはずで、おそらく100キロ以上のスピードを出していたのではないか、とのことでした。
被害が最小に抑えられた理由
1. 新型車両だった
事故にあったバスは、新型のいすゞガーラ。
衝突被害軽減ブレーキおよび車間距離警報や、排気ブレーキ/リターダなどの補助ブレーキなどを備えた、安全性の高い車両でした。
2.頑丈なフレーム部分にぶつかった
バスは軽量化のために天井部分などがもろい分、フレーム( 骨組み )が強化されているのですが、乗用車がちょうどそのフレーム部分にぶつかった。
3.シートベルトの着用
事前にシートベルト着用を徹底したことと、衝突直前に運転手が、ハンドルを左に切りながら補助ブレーキをかけたことも、被害軽減につながった。
こうした、バス事業者・ドライバー・乗客のすべてが、安全に対する意識をもち、行動を起こしていたことが、被害を最小限に抑えることにつながったのかもしれません。
ここから朝礼ネタ
ニュースでご覧になった方も多いと思いますが、先日、東名高速道路で、乗用車が中央分離帯を飛び越えて、対向の観光バスに衝突するという事故がありました。
ドライブレコーダーの映像を見ると、まるで映画のように車が飛んでいて、すごくビックリしました。
乗用車を運転されていた方は亡くなりましたが、バスの乗客は幸いにも死者は出ませんでした。
その理由として、
今回のバスが新型車両で、安全に配慮した頑丈なフレームが使われていたことと、乗客にシートベルトの着用を徹底していたことが大きかったそうです。
今回の事故で、バスの乗客に死者が出なかったのは偶然ではなく、そうした安全対策をしっかり行っていた結果だと思います。
仕事におきましても、事故に対する備えを怠らず、安全第一で取り組んでいきたいと思います。
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