朝礼ネタ 阿智村 日本一の星空で集客

2017/08/21

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阿智村 日本一の星空で集客

当たり前だった星空に着目

「 日本一の星空 」 にも選ばれた長野県阿智村で、
2012年に始まった星空ナイトツアーが人気を集めています。

温泉客の減少に危機感を抱いた地元の人たちが、
「 当たり前と思っていた 」 星空に着目。

今では人口6600人の村に、4~10月のツアー期間中、
11万人を集めるまでになりました。


「 星の村 」 として売り出そうと決めたのは2011年秋。

観光の柱だった昼神温泉の宿泊客が、2005年の48万人をピークに
2割以上減少し、旅館オーナーらが危機感を持ったのがきっかけです。

地域の魅力を洗い出す中で、「 きれいなのが当たり前過ぎてノーマークだった 」
という星空にたどり着きます。

2006年に環境省の調査で、「 日本一星が輝いて見える場所 」 に
認定されたことも後押しとなりました。

そして2012年8月1日、「 日本一の星空ナイトツアー 」 の初日を迎えますが、
参加者はわずか3名。

その後も十数名程度の参加が続いたのですが、
「 凄かった!」「 きれいだった!」「 感動した!」 という
温泉では味わえない感動体験は、口コミで広がりをみせ、

2016年にはなんと11万人が訪れ、今や阿智村は 「 日本一の星空の村 」 として
圧倒的なブランドを獲得しています。

日本一の星空ナイトツアー

阿智村の中にあるスキー場 「 ヘブンスそのはら 」 が、
スキー場としての運営を休止している期間に行われているツアーです。

ゴンドラに乗車して、標高1,400mの街の灯など余分な光が
一切届かない高原に移動し、約30分の間、
スタッフの解説付きで満点の星空を楽しむことができます。

料金は、大人・高校生 2200円、小・中学生 1000円。

星空ナイトツアーチケット付きの宿泊プランなどもありますので、
公式HPや旅行会社のプランを確認してみてください。

ここから朝礼ネタ

先日テレビで見たのですが、長野県の阿智村というところが、
星がきれいに見えるところとして今、大人気なんだそうです。

この阿智村は、昼神温泉という温泉がある観光地だったのですが、
他に目ぼしい観光資源もなく、年々観光客は減少していたそうです。

そんな中、2006年に環境省が阿智村を、
「 日本一星空の観測に適した場所 」 と認定します。

もともと四方を南信州の高い山々に囲まれている阿智村は、
星空がきれいだとの定評があったそうです。

村の人からすれば、たくさんの星空は当たり前だったのですが、
星空を見慣れていない都会の人には、
この星空が観光資源になるのではないかと考えます。

そして2012年、「 日本一の星空ナイトツアー 」 を開催します。

はじめは、わずか3名の参加者でしたが、
「 凄かった!」「 感動した!」 という口コミが広がり、
今ではなんと年間11万人が訪れるようになったそうです。

会社でも人でも、自分では当たり前と思っていても、まわりからみれば、
すごく価値のある技術や能力をもっているかもしれません。

自分の隠れた強みを見つけて、その長所をさらに伸ばしていけるように、
がんばっていきたいと思います。

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