朝礼ネタ エレベーター8割が二重ブレーキなし

2017/11/27

朝礼ネタ ニュース

t f B! P L

朝礼ネタ エレベーター8割が二重ブレーキなし

既存エレベーターの装着率が上がらず

エレベーターの誤作動を防ぐ、二重ブレーキの装着率が約17%にとどまることが、国土交通省が先月初めて実施した全国調査でわかりました。

エレベーターのブレーキは、かごを動かすロープなどに装着してありますが、別系統で作動するブレーキを追加することで、片方に異常が起きても運転を制御できるようになります。

こうした二重ブレーキは、2006年のシンドラー社製エレベーターの事故を受け、2009年から新設時の装着を義務化したものの、既存分は改修が進まず、2012年には再び同社製エレベーターの事故が金沢市で起き、女性が死亡しています。

事故から5年が過ぎ、対策を求めてきた遺族らは 「あまりにも装着率が低い」とショックを受けているとのこと。

お金のかかることではありますが、安全をなにより優先し、国としても対策を早急にとってほしいものです。

シンドラー社製エレベーターの事故

2006年( 平成18年 )06月03日、東京都港区芝にある23階建てマンション「シティハイツ竹芝」(23階建て)の12階でエレベーター事故が発生。

住民である高校2年生が、自転車を引きながらエレベーターから後ろ向きに降りようとした際、扉が閉まらないまま急にエレベーターが上に動き出し、エレベータ内部の床部分と12階の天井の間に挟まれて死亡しました。

2012年( 平成24年 )10月31日にも、同様の事故が起きました。

石川県金沢市内のホテルで、女性従業員( 63歳 )が1階へ降りるために、ドアの開いたエレベーターに乗り込もうとしたところ、急にかごが上がり始めたためにつまずいて倒れ、上半身のみかごに入ったまま上昇を続け、かごの床とフロア側のエレベーターの枠に体を挟まれて死亡しました。

国土交通省は、2006年の死亡事故の原因をブレーキの部品の摩耗と断定しています。

ここから朝礼ネタ

先日読んだ記事にあったんですが、国土交通省の全国調査で、エレベーターの8割に、
誤作動を防ぐ二重ブレーキがついていないことがわかったそうです。

エレベーターのブレーキは、かごを動かすロープなどに装着してあるのですが、別系統で作動するブレーキを追加することで、片方に異常が起きても運転を制御できるそうです。

2006年に、シンドラー社製のエレベーターで、エレベーターの扉が開いたまま急上昇し、
男子高校生が挟まれて亡くなった事故が起きたのをきっかけに、2009年からエレベーターを新設する際には、二重ブレーキの装着を義務化したのですが、既存分は改修が進んでおらず、エレベーターの老朽化に伴い、今後同様の事故が起きないかが懸念される、ということでした。

エレベーターが、二つのブレーキで安全を確保するように、仕事でのミス防止には、「二回の確認作業」が効果的だそうです。

もちろん、違う人でダブルチェックをするのが望ましいのですが、一人で二度確認作業をすることでも効果があるそうです。

例えば文書を作成したら、プリントアウトする前にパソコン画面を見ながら確認、その後プリントアウトした紙をもう一度確認することで、タイピングやプリントのミスが見つけやすくなる、ということでした。

私も、自分自身で確認作業を2回行う習慣をつけて、ミスを減らせるように、がんばっていきたいと思います。


もっと朝礼ネタを探したい方は ⇒ 朝礼ネタ困るよねぇ~(時事・旬)

自己紹介

自分の写真
朝礼ネタ、気持ちを込めて執筆中です!

Twitter

フォローすることで、朝礼ネタの投稿通知が受け取れます。

ブログアーカイブ

QooQ