朝礼ネタ ベルマークを集めると何になる?

2018/03/05

朝礼ネタ 体験談

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朝礼ネタ ベルマークを集めると何になる?

ベルマーク運動

子どもがいる人は、ほぼ誰もがかかわることになるPTA(Parent-Teacher Association)。

学校と保護者、地域との橋渡し役を期待されるこの組織には、さまざまな謎や問題が付きまといます。

経験者に、「PTA活動のなかで不要なものは何だと思いますか?」と尋ねた時、最もよく挙げられるもののひとつが「ベルマーク」だそうです。

小中学校で行われているベルマーク運動とは、商品パッケージに印刷されたベルマークを集めて送ると、点数分(1点=1円)の備品を学校に寄贈できるというシステムです。

ベルマーク運動が始まったのは、1960年。

その数年前(1957年)に、へき地校に勤務する先生たちが朝日新聞に対して、戦後十数年が経っても教育環境が整わないことについて、アピール文を寄せたことがきっかけとなりました。

そこで朝日新聞が「継続的にへき地校を支援できる形」を検討した結果、「自校のために備品を購入すると、自動的にへき地の学校に寄付できる」というやり方を生み出したのです。

たとえばベルマークで溜めた点数で1000円の商品を購入すると、900円は協力会社(ベルマークで買える商品を提供している会社)に支払われ、残り100円は自動的に財団に寄付されます。

財団がこのお金を、へき地校などに寄付するのです。

当初、支援対象はへき地校だけでしたが、今では養護学校や盲学校などの特別支援学校や、被災した学校などにも寄付を行っています。

親たちを苦しめるベルマーク

ベルマークは、自分の学校の設備を整えると同時に、困っている学校に寄付できるという画期的なシステム。

そんな意義あるベルマーク運動ですが、実際に担当するPTAのお母さん達からは、「勘弁してほしい」という悲鳴があがっているそうです。

ベルマークを送付する手順は、まずベルマークを協賛企業ごとに分け、さらに点数ごとに分類して切り取らなければなりません。

次に、切り取ったベルマークを台紙に張り付け、「会社ごとの専用の袋」にまとめて入れ、財団に郵送します。

このとき、各点数の枚数や合計点数を計算して、所定の記入欄に書き込まなければなりません。

また、「会社ごとの専用の袋」は、財団から取り寄せる必要があり、他社の袋を流用してはいけないなど、とにかく手間がかかるのです。

こういったやり方は、昭和の時代から全く変わっていないそうです。

運動のコンセプトはすごく良いのですから、ベルマークをQRコードに変えてスマホで読み取るとか、もっとやり易い形に変えていってほしいものですね。

ここから朝礼ネタ

先日、小学生の子供がいる友人に、「ベルマークあったら集めておいて」と頼まれました。

私も小学生の頃、学校へ持っていった記憶があります。

そんなベルマークですが、一人一人が集める点数はしれていますが、学校全体になるとピアノに変わったりします。

会社も同じで、一人一人がする仕事量はたかがしれていますが、社員全員ががんばることで、大きな利益を生むことができます。

たくさんのベルマークを集めるように、一人一人が一点でも多くの仕事をこなせるように、がんばっていきましょう。


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