朝礼ネタ ミソサザイは鳥の王様

今回の朝礼ネタは、鳥たちが集まって宴会に興じる昔話から。

ちなみにミソサザイとは、スズメ科に属する小さな鳥で、体に似合わぬ大声で長く歌い続けることで有名だそうです。

ここから朝礼ネタ

内容はというと、

ある山の中で、カラス、フクロウ、鷹など、いろんな鳥たちが仲良く酒を飲んでいるうちに「鳥の中で一番強いのは誰か？」という話になりました。

みんな口をそろえて「鷹が一番強い」と言いましたが、一番小さなミソサザイという鳥が酔っぱらった勢いで「俺様が一番強い！」と言いだしました。

そして鷹はミソサザイの挑発にのっかり、イノシシをやっつける勝負をすることになりました。 翌朝、酔いも覚めてすっかり青ざめてしまったミソサザイですが、もう後には引けず、こわごわイノシシに挑みました。

でも、イノシシはびくともしません。

そうこう逃げ回っているうちに、ミソサザイは、イノシシの耳の中に入ってしまいました。

それに驚いたイノシシは、走り回って木にぶつかり気を失ってしまいました。

ミソサザイがイノシシを倒した姿を見た鷹は対抗して、同時に2匹のイノシシをやっつけようと果敢に挑んでいきました。

しかし、2匹のイノシシの背中の上で、鷹は体を真っ二つに引き裂かれてしまいました。

こうしてミソサザイは鳥の王様になった、というお話でした。

この話のミソサザイは、緻密な戦略を練ってイノシシを倒したわけではなく、ある意味ラッキーで勝利しました。

ですが、もしミソサザイが戦わずに逃げ出していればこの結果はなく、「鳥の王様」と呼ばれることもありませんでした。

仕事におきましても、時折、やりたくないことや逃げ出したくなるようなこともあったりします。

私自身も、やる前から逃げ出すことなく行動にうつしていけるように、心がけていきたいと思います。

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