東京都知事の権限と 収入
先日、東京都知事選挙が行われ、小池百合子さんが当選されました。鳥越俊太郎さん、増田寛也さんだけでなく、たくさんの方が出馬した都知事選。
それだけ東京都知事は、地位も収入も魅力的で、
誰もがその椅子に座りたくなるのです。
税収
東京には、非常に多くの企業の本社が集中していて、その税収は13兆円といわれます。
これはスウェーデンの国家予算に匹敵する額になります。
都知事はその予算の舵取りをするので、他の行政のトップとは
比較にならない幅広い政策を行い、また重責も伴います。
部下の数
警察官や教職員を含めると、16万人もの部下がいることになります。その権限は、「 日本の省庁3つ分 」 とも、「 アメリカ大統領よりも大きい 」
ともいわれるほどです。
給料
条例によって、決められます。年収は、約2600万円。
ボーナスは年二回で、650~700万ほどあります。
また、4年の任期を全うすると支払われる退職金は、約3600万円です。
勤務時間と休日
都知事は、「 特別職 」 と呼ばれる、特殊な公務員です。特別職は、国の政治家や、財界人と公式・非公式に面会したり、
都内各地の行事へ出席する仕事も多いため、
規定による勤務時間や有給休暇の定めがありません。
なので、その日その日のスケジュールによって登庁、退庁します。
休みも、極端に言えば、自分の心ひとつで、自由にとることができるのです。
小池百合子さんのプロフィール
昭和27年 7月15日生まれ。兵庫県芦屋市出身。
衆議院議員 当選8回
- 平成05年07月18日 衆議院議員 初当選
- 平成15年09月22日 環境大臣 就任
- 平成16年09月27日 環境大臣 再任・内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策) 就任
- 平成18年09月26日 内閣総理大臣補佐官(国家安全保障問題担当) 就任
- 平成19年07月04日 防衛大臣 就任
「 クールビズ 」 の仕掛け人。
「 大義 」 を、国民が 「 共感 」 できる政治を心がけている。
座右の銘は 「 備えよ常に 」。
ここから朝礼ネタ
先日行われた、東京都知事選挙で、小池百合子さんが、当選されました。小池さんが勝った要因の一つとして、
SNSをうまく使ったことが挙げられていました。
鳥越さんは一日一つ、政策内容をアップする、
増田さんは、質問の多かったものをQ&Aで記載するなど、
一方的な情報発信だったのに対し、
小池さんは、エコ都市東京のイメージカラーを緑として、
遊説の際には、緑色のものを持参してくださいと書き込みます。
これが、フォロワーたちへ参加意識を明確にもたせ、
実際に、緑色であふれた街頭演説では、
「 みなさん、緑色ありがとうございます! 」 とお礼を述べることで、
小池さんとの共感、結束をもたらしたといわれています。
一方的な情報発信よりも、双方向のコミュニケーションの強さが現れた結果、
ということでした。
仕事におきましても、上から下へ一方的に情報が流れるのではダメで、
下から上へも情報をあげていかなければなりません。
双方向のコミュニケーションをしっかりとることで、
より円滑に業務がまわっていくのではないかと思います。
私も、まわりとしっかりコミュニケーションをとって、
情報を共有できるように、していきたいと思います。
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