永六輔さんって、どんな人?
名前は聞いたことがあるけど、結局何をされていた人かわからない、という人も多いのでは。
簡単な略歴は、
1933年(昭和8)4月10日、東京都生まれ。
中学生の時、NHKラジオ「 日曜娯楽版 」 に脚本を投稿、
大学時代から本格的に放送作家に。
以後、ラジオ・テレビ番組の企画・演出や、作詞家、タレントとして活動。
特に、ラジオパーソナリティーとしての知名度が高い。
作詞家としては、
1959年、「 黒い花びら 」 で、第1回日本レコード大賞を受賞。
1961年、坂本九が唄って大ヒットした「 上を向いて歩こう 」 など、
多数のヒット曲を手掛けます。
1994年、エッセイ『 大往生 』を発表。
死に関する、さまざまな名言を集めた本で、
200万部を超える大ベストセラーとなります。
2010年、前立腺癌とパーキンソン病との闘病を公表。
2016年6月27日の放送をもって、1967年から49年続いた、
冠ラジオ番組 「 六輔七転八倒九十分 」 が終了。
2016年7月7日、東京都内の自宅にて死去、83歳没。
永六輔さんの名言たち
「 若いうちは貧乏がいいです。貧乏は歳をとってから経験するものではありません 」
「 死ぬことについて心配することはありませんよ。
ちゃーんと死にますから安心しなさい 」
「 叱ってくれる人がいなくなったら、探してでも見つけなさい 」
「 生きているということは、誰かに借りをつくること。
生きてゆくということは、その借りを返してゆくこと 」
「 10代の夫婦はセックス夫婦、20代の夫婦は愛で結ばれる夫婦、
30代の夫婦は努力して夫婦、40代の夫婦は我慢の夫婦、
50代の夫婦はあきらめの夫婦、60代の夫婦は感謝しあう夫婦 」
「 愛することの反対は、憎み合うことではありません。
無関心になることです 」
「 人間、ヒマになると悪口を言うようになります。
悪口を言わない程度の忙しさは大事です 」
「 ひとりぽっちの孤独よりも、大勢の中の孤独のほうが悲しい 」
ここから朝礼ネタ
先日、元作詞家の永六輔さんが亡くなられました。「 上を向いて歩こう 」 など、たくさんのヒット曲を作詞したり、
200万部を超える大ベストセラー著書、「 大往生 」 を執筆したりと、
言葉を大切にしてきた永六輔さんの話で、北斗七星の話があります。
北斗七星の7つの星を、最初に線で結んだ人は素晴らしい。
あれが北斗七星だと、点を指差されても、まったくわからない。
でも、線で結んで、ひしゃくの形にすると、あれが北斗七星か、と
誰もがイメージすることができる。
言葉も、点で話すのでは、相手に伝わりません。
相手がイメージできるように、線にして話すことが大切なのです。
ということでした。
仕事におきましても、相手にわかりやすく伝えられるように、
言葉を大切に使っていきたいと思います。
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