今回の朝礼ネタは、普段の何気ない生活の中でこそ実力は育まれるというお話。
あなたは外で食事をする時、どんな気持ちで食べていますか?
ここから朝礼ネタ
先日、ある生命保険会社の支社長をされていた方の本を読みました。その方は、気心の知れた行きつけのラーメン屋さんに、部下をよく連れていっていたそうなのですが、その時に部下にいつも言っていたことが、「ラーメン1杯、緊張感をもって、気持ちよく食べなさい」ということ。
なぜなら、たまたまテーブルに相席した人が、「あなた旨そうにラーメン食べるね。あなたから保険入ろうかな」と言ってくれるかもしれない。
また、麺上げしている大将が、「あんた、この店のお客さんで一番気持ちよくラーメン食べるね。あんたの保険に入ろうかな」と言ってくれるかもしれない。
実際には、なかなかそんなことは起きないのですが、そういう教えを常に部下にしていたそうです。
ある日その支店長は、ラーメン屋のお母さんに、部下の写真を並べて見せ、「誰が一番気持ちいいか、誰を担当にしたいか」を3人選んでもらいました。
営業成績のことなど何も知らないお母さんが悩みながら選んだ3人は、見事に支社のトップ3だったそうです。
最後に、この3人の中で誰が一番いい?と尋ねて選ばれた一人は、3年後になんと全社での営業トップを獲ったそうです。
お母さんに、「なんでこの子を選んだの?」と聞くと、「いつも笑顔がすてきだし、挨拶もふるまいも気持ちいいから」と答えたそうです。
お客さまの前だけでいい顔なんてつくれるはずがないし、気持ちいい人間になんてなれません。
普段の何気ない生活の中でこそ、実力は育まれるのです、ということでした。
人間的な魅力は、営業だけで生かされるものではなく、違う仕事でも、普段の生活においても、プラスの影響を与えてくれます。
私自身も、家族、友人、仕事仲間、いろいろなコミュニティの中で、気持ちのいい人と付き合いたいと思いますし、まずは自分がそういった人間になれるように、日々の生活の中で、実力を磨いていきたいと思います。
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