朝礼ネタ アスペルガー症候群の青年とこだわりの店

2017/05/18

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アスペルガー症候群の青年とこだわりの店

ぼくにしかできない店

群馬県桐生市小曽根町の岩野響さん( 15 )が、自家焙煎したコーヒー豆を
販売する 「 HORIZON LABO( ホライズン・ラボ )」 という店を、
同所の水道山中腹に開業しました。

響さんは、発達障害の一つ、アスペルガー症候群を患っています。
障害の影響から、学校の授業と部活動の両立ができず、
中学1年の10月に不登校になったそうです。

そんな響さんですが、同じ調味料でもメーカーの違いが分かるほど、
優れた味覚と嗅覚を持っていました。

ある日、両親に毎日出していたコーヒーに興味を持つと、
自家焙煎に熱中し始め、市内の伊東屋珈琲のロースター、古谷哲成さんらと
意見を交わし、

焙煎する時間と温度で、コーヒーの味がどう変わるのかなどを
研究していきます。

中学3年の夏に、家族とタイ・プーケットの海を見て、
水平線( ホライズン )のように広く自由に生きたいと思い、
自分を表現できるコーヒーの研究成果を発表する形で、店を出そうと決意。

自宅近くの空き小屋を、父の開人さんと共に改装し、
4月にオープンしたとのことです。

商品は月替わりの1種類で、グアテマラや東ティモールなどの豆をブレンドする。
「 誰がどんな入れ方や飲み方をしても楽しめる豆を提供したい 」 とのこと。

営業は、毎月1~7日の午前11時~午後7時。


アスペルガー症候群

アスペルガー症候群とは、簡単に言うと、
知的障害を伴わない自閉症のことを言います。

言葉やジェスチャーを使ってコミュニケーションをはかったり、
想像力を働かせて相手の気持ちを察したりすることが難しい障害です。

対人関係だけでなく、特定分野へのこだわりを示したり、
運動機能の障害が一部見られたりすることもあります。

相手の感情や雰囲気を察することが難しく、
社会的ルールや暗黙の了解が分からないといった特徴があり、
人や社会とのコミュニケーションに支障をきたしやすいと言われています。

悪意はなく正直に思ったことを発するため、言葉で人を傷つけてしまったり、
それにより嫌われてしまったりすることがあります。

また成長していくにつれて、症状が薄れていくことが多いとも言われています。

ここから朝礼ネタ

先日読んだ記事に、発達障害をもつ15歳の青年が、高校へは進学せず、
自家焙煎したコーヒー豆を販売するお店を開いた、というものがありました。

青年は、発達障害の一つであるアスペルガー症候群をもっていて、
空間をつかむ力が弱く、黒板の字を書き写せなかったり、
運動が苦手だったりして、中学1年生から不登校になったそうです。

そんな青年ですが、物心ついた頃から、
同じ調味料でもメーカーの違いが分かるほど、優れた味覚と嗅覚を持っていて、

両親に毎日出していたコーヒーに興味を持つと、
次第に焙煎にのめり込んでいき、今回の開業に至ったそうです。

店のキャッチコピーは、「 ぼくができることから ぼくにしかできないことへ 」
というもので、

これは、最初は自分ができることの一つだったコーヒー豆の焙煎を、
他の人ができないところまでがんばる、という決意の表れだと思います。

仕事におきましても、自分のやっている仕事は、
きっと他の誰もができるものだと思います。

大切なことは、その誰もができることを、
誰にも真似できないくらいがんばれるかだと思います。

今の仕事を、「 ぼくにしかできないこと 」 にできるように、
がんばっていきたいと思います。

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