今回の朝礼ネタは、飢餓の村に現れた旅人の寓話から。
なんの変哲もない石を使って、旅人が村人たちにかけた魔法とは。
ここから朝礼ネタ
以前読んだ本にあった話なんですが、ある国が飢餓に見舞われ、村人たちは他人に盗まれないように食料を隠し持っていました。
ある日、1人の旅人がやってきて村人たちに、「今夜、私を泊めてくれたら、皆さんに絶品の石のスープをご馳走しますよ。」と言いました。
男は、大きな鍋にたっぷりと水を入れ火をかけると、何の変哲もない石を鍋の中に投げ入れました。
男はスープを味見すると、「ああ、なんて美味しいんだ!だがここにキャベツがあればもっと完璧な味になるのに・・・」と言いました。
すると村人の1人が、隠していたキャベツを家から持ってきて鍋に入れました。
すると旅人は、「素晴らしい!これに牛肉がほんの少しでいいから入れば・・・」と言うと、別の村人が、隠していた牛肉を持ってきて入れました。
そうやって、ジャガイモやタマネギ、ニンジンやキノコが鍋に加えられ、村人全員にスープが振舞われました。
結局、鍋に入れられた石はただの石でしたが、スープは最高の味になって村人の心を満たしたのでした。
というお話でした。
自分一人ならば、隠し持っていたキャベツだけしか食べられなかったはずが、村人全員が協力することで、最高のスープを食べることができました。
大勢の人が協力すれば、何もないゼロのところからでも最高の成果を生み出すことができます。
仕事におきましても、最高のスープが作れるように、一人一人協力し合って、がんばっていきましょう。
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