ボッチャとは
リオデジャネイロ・パラリンピックの、ボッチャ競技で、日本チームが銀メダルを獲得しました。
ボッチャは、ヨーロッパで生まれた、重度脳性麻痺者もしくは、
同程度の四肢重度機能障がい者のために考案されたスポーツで、
パラリンピックの正式種目です。
競技概要
まず 「 ジャックボール 」 と呼ばれる白いボール ( 目標球 ) を投げ、後から赤いボール6個と、青いボール6個を交互に投げ合い、
いかに 「 ジャックボール 」 に、近づけることができたかを競います。
障がいによって、手でボールを投げることができない選手は、
足でボールをキックしたり、「 ランプ 」 と呼ばれる、
滑り台のような投球補助具を使って、「 競技アシスタント 」 ( 介助者 ) の
サポートを受けてボールを転がします。
ただし、「 競技アシスタント 」 は、選手の指示に従い、
「 ランプ 」 の角度や高さを調節することはできるが、
選手にアドバイスをすること、コートの方を振り返ることは禁止されています。
クラス分け
競技は、男女の区別なく、障害の程度によりクラスが分けられます。クラスは、BC1・BC2・BC3・BC4・オープンの5つで、
オープン以外の4クラスが、パラリンピック等の国際大会対象クラスになります。
大会は、個人戦と団体戦( 2対2のペア戦と3対3のチーム戦 ) があります。
魅力
ボッチャは、障害者だけでなく、子供や高齢者でも、ボールを投げたり転がしたりして、気軽に楽しむことができます。
また、チームで練った作戦どおりにボールを投げたり、
点数を計算したりすることで、集中力も高まります。
専用のボールがあれば、ちょっとしたスペースでもプレーできるので、
高齢者施設や児童館など、場所を選ばず、気軽に取り組めます。
問い合わせ先 ⇒ 日本ボッチャ協会 HP
ここから朝礼ネタ
先日、リオデジャネイロ・パラリンピックが閉幕しましたが、ボッチャという競技で、日本チームが銀メダルを獲得したのを見ました。
ボッチャという競技を、今まで知らなかったのですが、
目標となる白いボールを先に投げて、その後、対戦チームが交互に
ボールを投げて、 目標となるボールにどれだけ近づけたかを競う、
カーリングのような競技でした。
このボッチャで、メダルが獲れたのは、3年前から練習の内容を
変えたのが大きかったそうで、
ボッチャは、重度の脳性まひのある人が行うスポーツなんですが、
脳性まひのある人は、筋肉の緊張で思うように体を動かすことができないため、
以前の練習は、筋肉が緊張しないよう、
手足をほぐすストレッチが中心だったそうです。
しかし、筋トレをしても筋肉が硬くならないことが分かり、
何がどこまでできるかを把握した上で、練習メニューを作り、
体を鍛えていったそうです。
さらに、メンタルトレーニングも取り入れることで、
一人一人が、アスリートとしての高い意識を持つようになり、
練習の質も、飛躍的に向上していった、ということでした。
仕事におきましても、プロとして、高い意識をもって日々の業務に臨み、
自分自身を向上させていけるように、頑張りたいと思います。
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